デリバリーワークが日本に来た頃から副業として従事。
ストレスなく自由に働けるうえに十分な報酬が得られ、RPG的な楽しさも知ってしまい病みつきに。
副業に最適なデリバリーワークをよりわかりやすく解説するためにブログを運営している。
配達ワークガイド >デリバリー情報 > 配達で捕まりやすい道路交通法違反|出前館・Uber Eats
デリバリーワークでは知らない道をスマホを頼りに邁進します。
知らない道を配達で急ぐがゆえに、焦ったり見落としたりして警察・白バイの取締りを受けた人も少なくないことでしょう。
私も何度か警察のお世話になりました。
こちらに非があるのは重々承知していますが、サイン会場ではなんとも言えない気持ちになりますよね。
私が長年デリバリーワークを経験した中で、配達時に捕まりやすい道路交通法違反の一覧と取り締まられないようにする対策を解説します。
都市部での配達で一番捕まる違反が駐車違反。
5分以内なら取り締まられることはありませんが、調理が遅れていると5分なんてあっという間に経ってしまいます。
通称「緑のおじさん」、悪名「ミドリムシ」の駐車監視員にステッカーを付けられて一丁上がり。
「駐停車違反」として2点の違反点数、6000円(原付)の罰金・反則金となります。
駐車禁止を避けるにはマンションや建物の敷地内に止めるように意識すると良いです。
公道以外の私有地・敷地内であれば駐車違反になることはありません。
※それはそれで管理人や警備員に文句を言われることも、、
警備員や管理人は良い人も多いですが、なぜかデリバリーワーク系の人を下に見る傾向があります。
「おい!さっさとどけろよ!」
といった暴言を受けることもあるので、駐車位置には注意しましょう。
急いでいる時、一時停止のラインにしっかり停止せず、惰性で駆け抜けたものの、その曲がり角で警察官と鉢合わせした経験は誰にでもあるはず。
警察官が曲がり角などの死角に隠れているので、一時停止はしっかり停止するべき。
罰金は6000円なのでその日の稼ぎが一気に無駄になります。
その後のテンションもだだ下がりに。
「一時停止違反」として2点の違反点数、5000円(原付)の罰金・反則金となります。
横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいた場合、自動車・バイク・自転車はその進路を妨げてはいけません。
「歩行者妨害」として2点の違反点数、6000円(原付)の罰金・反則金となります。
違反になることを知らない人も多く、最近、特に警察が力を入れている違反で急速に取締りが厳しくなっています。
特にバイクと自転車は歩行者の間をすり抜けやすいので、急いでいる時は見落としてしまいがちですが、必ず横断歩道前で一時停止するようにしましょう。
横断歩道の前には必ず路上にダイヤモンドの目印があります。
絶対に見逃さないように注意して運転しよう!
上記画像のように、何らかの事情で横断歩道前で車が停車している時は横断歩道前で一時停止する義務があります。
レアな違反になりますが、それなりの違反件数があるため注意しておきましょう。
これは日頃、車やバイクに乗っている人でも知らない人が多い違反。
私の前のバイクが取締りを受けていました。
とにかく横断歩道付近は注意して走行しよう!
片側3車線以上の道路では、50cc未満の原付バイクは2段階右折の義務があります。
あまりに急ぐあまり右車線からそのまま右折レーンに進行して、白バイや待機パトカーに取り締まられるケースが頻発しています。
50cc未満の原付バイクでの配達時には2段階右折を徹底するようにしましょう。
「交差点右左折法違反」として1点の違反点数、3000円(原付)の罰金・反則金となります。
ちなみに上の標識は2段階右折自体を禁止する標識です。
この標識の場合は、直進してやり過ごし、別のところから曲がるようにしましょう。
2段階右折が面倒になって原付2種に乗り換える人も多いです。
原付二種125cc以上であれば、自由に車線を変更することができます。
ちょっと気を抜いている間に車線変更のタイミングが遅れてしまい、あとから慌てて黄線を跨いで捕まるケースが多いです。
その他では渋滞が発生していて、追い越しや車線変更をした時に跨いでしまうなど。
白バイは、ちょうどイエローカットが起こりやすい場所で隠れて待機しているので、日頃から注意しておく以外に対策はありません。
「進路変更禁止違反」として1点の違反点数、5000円(原付)の罰金・反則金となります。
気づかず右左折の専用レーンに入ってしまった場合についイエローカットしてしまいがち。
急な変更は諦めて、右左折後にUターンして対応しましょう。
30km制限のある50CC未満の原付バイクを利用している人がおこしやすいスピード違反。
スピード違反になったことをきっかけに、125cc未満の原付2種を取得する人も多いです。
ただ、出前館やUber Eats の配達では意外と取り締まられることはそこまで多くない違反です。
というのも、背中のリュックが揺れないように運転するので、そこまでスピードを上げる機会がないというのが実情。
「速度超過違反(スピード違反)」として超加速度に応じた違反点数、罰金・反則金となります。
超加速度 | 違反点数 | 反則金 |
---|---|---|
15km未満 | 1点 | 原付6千円 |
15km以上20km未満 | 1点 | 原付7千円 |
20km以上25km未満 | 2点 | 原付1万円 |
25km以上30km未満 | 3点 | 原付1万2千円 |
30km以上50km未満 | 6点 | 赤切符 簡易裁判所の判断 (最高10万円) |
50km以上 | 12点 | 赤切符 簡易裁判所の判断 (最高10万円) |
ピック時にスピードを出してしまいがちなので、気をつけて。
ドロップ時は揺れを気にするため、スピード違反は意外と少ない。
家の近所であれば、「あそこは朝の時間帯は通れない」といった情報をもっているものの、知らない道を配達する時にはついうっかり標識を見逃して捕まるケースが多いようです。
小学校や中学校など通学路になっている道に規制がかけられることが多いので、付近を通る場合は注意して通行しましょう。
「通行禁止違反」として2点の違反点数、5000円(原付)の罰金・反則金となります。
通行禁止の標識はわかりづらい時がある。
注意していても所見の道だと見逃してしまう
ウインカーやブレーキのランプ切れが一番多い整備不良です。
運が良ければ気がつくときもありますが、ブレーキランプは後ろにあるためなかなか気づきにくいです。
専業の人なら、一日に100km以上走ることもザラにあり、通常のバイク使用とは比較にならないほど部品が消耗していきます。
ライトとタイヤはこまめにチェックしておくようにしましょう。
「整備不良」として違反に応じた違反点数、罰金・反則金となります。
スピードも出していないのに白バイに捕まるのは整備不良のケースが多い。
切符を切った後に同じバイクに乗って走って帰れるのは謎。
※整備不良じゃないの?
乗車積載法違反は聞いたことがない人がほとんどかもしれません。
自動車や自転車の荷物を所定の積載装置(トランク やかごなど)以外の場所に載せて走行すると交通違反になります。
配達でよくあるのは、スクーターなどの足置き場にバッグを置いて走行してしまう事。
手軽に運びやすいのですが、本来の利用方法でないとして道路交通法違反となります。
デリバリーバイクが気づかずにしてしまいやすい違反として摘発強化されているので注意しておきましょう。
「乗車積載法違反」として1点の減点、5000円(原付)の罰金・反則金となります。
普通の人も買い物袋を足元に置いたまま走っていることも多いので、違反という意識がない人も多いです。
足置き場にウバッグを置いてはいけません。
スピードを過度に出したり、禁止通路を強引にショートカットしたとしても、日本の道路には信号があるため、増やせる配達量はたかが知れています。
せいぜい1日に1件か2件程度でしょう。
事故の危険性が高まること、違反で捕まる事による時間の消失、罰金のリスクを考えれば大きなメリットがあるとは思えません。
配達パートナー、注文者さんにとっても結局は安全運転が最善手と言えそうです。