デリバリーワークが日本に来た頃から副業として従事。
ストレスなく自由に働けるうえに十分な報酬が得られ、RPG的な楽しさも知ってしまい病みつきに。
副業に最適なデリバリーワークをよりわかりやすく解説するためにブログを運営している。
配達ワークガイド >Uber Eats >出前館>デリバリー情報 > Uber Eats ・出前館にロードバイクをおすすめしない理由
ロードバイクは素人でも30km近くのスピードを出すことが可能な上に、車体も軽く乗っていてとても楽な自転車です。
「軽快かつおしゃれなロードバイクで気軽にデリバリーワーク」
というイメージからロードバイクの購入を検討している人も少なくないことでしょう。
しかしながら、配達・デリバリーワークで使用するには大きすぎるデメリットがあります。
結論から言うと、素人ならロードバイクよりもクロスバイクをおすすめします!
デリバリーワークにロードバイクをおすすめしない理由を紹介します。
前傾姿勢でサスがついていないので、振動が人体・バッグにダイレクトに伝わります。
段差やデコボコ道が続くと結構なストレスを感じる事は間違いありません。
私もロードバイクに乗って配達をしてみましたが、こぼれはしなかったものの、マクドナルドのジュースが上蓋に何度も当たった跡がありました。
もう少し激しく揺れれば、こぼれていたと思います。
ロードバイクのタイヤはカチカチ。
砂利道を走る時には荷物に影響が出ないよう細心の注意が必要。
ロードバイクのタイヤはスピードを追求しているため、薄く、細く、軽く、華奢に設計されています。
現在はチューブレスタイヤが普及し、パンクしたとしても問題なく走行できるロードバイクも増えていますが、普通の自転車と比較するとパンク耐性は強くありません。
また、オンロード専用に設計されているものがほとんどですから、砂利道など荒れ地を走る時には細心の注意が必要になります。
1度のパンクしてしまえば、修理で少なくとも30分は拘束されます。
売上が下がり、ストレスも蓄積されます。
パンクは仕方ないとしても、パンクを避けるために常に段差を意識したり、工具を積んでおくストレスはボティーブローのように効いてくる。
上記画像はクロスバイクですが、ロードバイクで快適にスピードを出そうと思うと、ハンドルが低くなる分、より前傾姿勢になります。
ハンドルの位置が深めに設定されているため、バッグの傾斜を調整しながらの運転はかなりのストレスが溜まります。
一度、2リットルの天然水6本を同時に配達したことがありますが、とんでもない重さで腰が痛くなりました。
その後の稼働は辞めて家で休息を取りましたm(_ _)m
本当は全開で前に体を傾けたいけど、料理が傾かないように常に角度調整し続けるのはストレスになります。
ロードバイクは安価なものでも10万円くらい、グレードの高いバイクになると数十万円から100万円以上にもなります。
そのうえ、車体重量は10kg未満。
高価な上に、路上に放置してあり、なおかつ簡単に素手で運び出しやすい。
つまり、窃盗犯がその気なれば、簡単に盗まれてしまうのです。
※車体が盗れない場合は部品だけ盗まれるケースも多い
ロードだけでなく、クロスバイクも盗難に遭いやすい自転車ですが、各部品が軽量で高価なロードバイクの方がより転売しやすいそうです。
標識やガードレールなど絶対に動かせないものに鍵をくくりつける「地球ロック」も可能ですが、配達スピードが求められるデリバリー時にわざわざくくりつけられる場所を探して、更に鍵をつけるような時間はありません。
タイムロスをしてしまうと、受け渡しが遅くなり、注文者のクレームに発展する事もあります。
商品受け渡しに5分程度しか離れていなくても、一瞬で盗まれてしまうケースは多い。
スマホホルダーなどと一緒に盗まれるので金銭的にも精神的にもショックは大きい。
日常的にロードバイクに親しんでいる人なら注意をし続けることで、配達をすることも可能でしょう。
既にロードバイクを持っていて、乗りこなせるだけの経験があるのなら問題はないと思われます。
ある程度の経験があれば、配達はできると思います。
東京都区部や大阪市内など近距離メインの舗装道路地帯はロード稼働も多いです。
私が様々な自転車稼働の人に調査した結果としては、ロードバイクを選ぶ人はもともと「ロードバイク乗り」の人がほとんどでした。
Uber Eats や出前館のためにロードバイクを新たに購入してチャレンジした人は少数派といえます。
クロスバイクとロードバイクで迷っている人も多いかと思いますが、それぞれに安くはない自転車なのでレンタルバイクなどでロードバイクの感触を調べてから購入したほうが良いでしょう。
クロスバイクとロードバイクを比較した場合、「配達」という観点からみるとクロスバイクを選択する人が多いのが実情です。